岐阜の1日。
この日は、岐阜県岐阜市・黒田クリニックと岐阜市民病院の通院ダブルヘッダー。
車の運転ができないので、名鉄犬山線で岐阜市へ向かった。歩行は松葉杖だ。
久しぶりの岐阜だった。なんだかうれしかった。
黒田クリニックはいつも混雑していて、2時間くらいは待たされるのを覚悟で行くのだが、今日は受付時間開始直後に行くことができ、3番目をゲットできた。
診察は先生と対話によるのコミュニケーションが主だが、経過報告と様子見という内容。
「骨折で精神的な部分も病んでしまったのではないか?」と先生と苦笑する。
少し早く黒田クリニックの診察を終えることができたので、中央郵便局へより、銀行2件の用事を済ますことができた。
それでもまだ時間があまりそうだったので、床屋へ行くことにした。
岐阜に着てからずっと行きつけの床屋が岐阜駅前にあるのだ。
8月に倒れてから伸び放題の髪。3ヶ月ぶりの床屋だ。
「骨折れてるんだし、ヒキコモリなんだから髪型なんかどうでもいいのだろうけど…」
というと「それでは困る」と床屋のマスターも苦笑していた。
散髪を終えて、近くのBe-Hopを覗いてみると、丁度店長が店を開けているところだった。
駅前の名岐亭で、昼飯を一緒に食べる。
骨折していることは知っていたが、松葉杖の姿に、こちらの店長も苦笑い。
「とにかく今はなにもかも忘れて休んだ方がいいよ」と言われる。
店長の身体を壊して苦労した昔のエピソードを聞かせてもらう。
その後は、岐阜バスに乗って岐阜市民病院へ。
なんとまぁタイミングのいいスケジュールのこなし方だろうか。無駄がないw
市民病院は予約してあったため、それほど待たずに診察を受けることができた。
しかし、こちらの担当医の先生にも「今は心臓より骨の方がメインですかw」と皮肉を言われてしまった。
狭心症の方は、8月に倒れて以降痛みの再発はない。
先生の話では、2~3ヶ月経つとまた発生する可能性があるとのことなので、次回は12月に診察を受けることにする。
こんな具合で2時過ぎに岐阜市民病院を出る。
黒田クリニックの処方箋を持って市民病院の近所の薬局で薬を買おうとしたが、
置いてない薬だと言われてしまった。
やはりあの病院の近くの薬局じゃないとストックがないのか。
バスで新岐阜駅前へ戻り、4時からの開店を待って薬を買う。
これで1日の予定が全て終了。
松葉杖による移動が本当に辛かった。手にマメができてしまったし、左足も棒のようだ。
こんなに大変だとは思わなかった。
クタクタになってしまった俺は、帰途の名鉄電車で下車するはず駅を通過してしまった(苦笑)
健康であることがどれだけすばらしいか、身に染みた。
普段考えないことも、気付くことがあるし、考えることがある。たまには不自由もしてみるものか。