BC@ColorSportsClub 青色プレイ【12/29】

年末年始とリフレッシュ休暇で12連休の大型休暇。
別に旅行など計画していたわけでもない。
職場で他の社員が休暇をとっているのに自分だけとらないことが悔しかっただけである。
小さい人間である(苦笑)
 
年末までに婚活がうまくいったら初詣くらい誰かと行けたりするかも…
などと考え、あえて予定を入れなかったのだが…残念ながら、そんなことはまったくなかった。
2016年も仕事もかなり微妙だったが、婚活も失敗に終わった。
散財は抑えたかったが、リフレッシュくらいしないとやっていられない。
 
そんなわけで、持て余しそうになっていた休みの序盤で2年ぶりにロードトリップ。
仕事納めの日の夜から白馬へ移動した。
 
昨年並みの暖冬&雪不足でスタートした今冬、白馬も本当に雪がなかった。
カラースポーツクラブの青色プレイに参加して2シーズンぶりのバックカントリー
八方でハイクアップ&ドロップイン3本。
 
久しぶりのBCとしては十分な内容であった。
緊張感こそあったものの、ツアーに参加する分にはなんら問題なかった。
それなりに経験積んで道具も揃って、まあ人並みににはなったというところだろうか。
 
BCはとにかく金がかかる。
それなりの場所に行かなきゃならないし、ツアーに参加しようとすると1万円/日が相場。
もうやめてしまって道具を売り払おうかと考えたりするが、やっぱり山を滑るのは楽しい。
カラースポーツのロッジもよかったし、白馬の街の雰囲気もよかった。
もう少しBCを続けてみるかと思わされた1日であった。

First Ride@開田高原マイア【12/24】

記録的な暖冬であった2015-2016の昨シーズン、滑走日数はわずかに2日間。
もう、スノーボードというスポーツをあきらめてしまおうかと思ったくらいであった。
そんなわけで、冬が近づいてもまったくテンションのあがらない自分であった。
   
昨冬はエルニーニョ現象の為に暖冬だったが、今冬はラニーニャ現象だから大雪のはず、
シーズン前からそんな話がされていたはずだが…11月の立山でも既に去年並みに雪が少なかったようで、12月になっても気温の高い日が続き、雪が全然降らないありさま。
もうニョーとかニャーとか云々のレベルではなく、地球全体の温暖化による影響なのは明らかだろう。
 
ぐるぐると考えた挙句、とりあえず今シーズンは普通にスノーボードを楽しもうと決めた。
但し、雪が無い時はいさぎよく自転車に乗ろうという保険月である。
 
今年のクリスマスは金~日と3連休であった為、カレンダーを見た時から南木曽に逃げ込むつもりであった。
その初日を初滑りに充てることにした。
 
しかし、南木曽では、前夜木曜日から当日朝まで土砂降りの暴風雨。
もう築60年の超古民家、あちこちがガタビシ鳴って、家ごとふっ飛びそうなほどであった。
 
そんなわけで結果的に初滑りは24日、クリスマスイブとなった。
行先はあまり考えもなく自然と開田高原マイア。
コースは単調だが、雪質がよくて混雑がない、そんなゲレンデである。
 
しかし…雪が少ない。
 
そこにあったのは、奥美濃あたりで11月のシーズン早々に登場するきしめんコース。
100%人口雪で狭いところを滑りたくないから奥美濃には近づかないのだが…こんなところでご対面。
 
動いているのはクワッド1基のみ。
滑れるのもコース1本のみ。
まだゲレンデは半分以上がオープンしていないのに、スノーマシンが稼働しておらず、雪を作る気がないのかと疑心暗鬼になった。
 
前夜に若干の降雪があったらしいが、その恩恵はあまりなかった。
気温は低く、堅いバーンが重たくならなかったのが救いであったか。
スキーヤーが多く、スノーボーダーも中級者以上が大半だった。
 
とりあえず、雪が少なくてアイスバーンでコースが狭くても、文句を言わずに滑った。
シーズンイン初日に足腰慣らすくらいなら、どんなコンディションでもよいだろうと。
怪我もなくシーズン初日を終えられればよいと思っていたが、怪我云々以前に、板に乗れていなかった。
朝イチリフトの動きだしから滑り始めたが、やっと乗れてきたな、と思えた頃には昼になっていた。
やはり、昨冬2日しか滑っていなかった影響は大きい。
 
1度だけティーホルンで休憩をとった以外は、滑り続け、1400時ころ、ゲレンデを後にした。
 
上松のねざめホテルで風呂につかり、山下達郎のSeason's Greetingを聴きながら、南木曽の自宅に帰った。
 
とりあえずのシーズンイン。
ひょっとしたら次の冬はスノーボードをしていないかも…
なんてことさえ思わされた初滑りであった。

全力中年。

昔のホームページのログなどひっぱり出してきてブログに再投稿し始めたのだが…
7~8年前の文章に、

 「全力で生きる!」

とか書いてあって、30代の自分でさえとても眩しい(笑)

そういえば、全力少年って歌があったな。

 汚れちまった僕のセカイ 浮いた話など無い
 染み付いた孤独論理、拭えなくなっている
 
 セカイを開くのは誰だ?
 
あの頃の自分に、いろいろ余計なことをアドバイスしたくなるが…
全力で生きなきゃならないのは常に今この時であることは変わらないのだろう。
もう折り返し地点を過ぎた人生だが、惰性にまかせず、自分の足で歩むようにしたいものである。

スポーツ、しよう。

 WHO(世界保健機関)は、18歳~64歳の成人に対し、適度な運動を一週間に少なくとも150分、あるいは激しい運動なら75分することを推奨している。
 これに対する運動不足な国民の割合は、アメリカ43%、フランス33%、中国30%、ドイツ30%、そして日本は、なんと65%!
 ダントツで運動不足な国、それが日本なのである。

 日本人の3人に2人が運動不足! | onyourmark MAG

 もっとも、自分は自転車関係の付き合いが多く、普通の人以上に元気な人が多いので、そんな感じはぜんぜんしない(笑)
 しかし、自転車というキーワードを抜いた途端に、日常的に運動をしている人は少なくなる。
 
 原因として、労働時間が長いとか、環境に恵まれていないなどの理由もあるが、この斉藤さん(ブログの著者)のように、子どものころの体験がトラウマになっているケースは少なくないと思う。

 
サッカーで苛められていた。日本代表には早く負けてほしい - はてな村定点観測所


 自分もまた運動神経がない人間だった。中学でハンドボール、高校でラグビー、大学でサイクリング、という経験者の少ないマイナーどころばかり選んできたのは、野球やサッカーなど、人気のあるスポーツはやはり運動神経抜群!な連中が集まっており、臆するところがあった為である。

 運動は得意じゃないけれど、やってみたいという人は少なくないはずだ。
 日本は、労働時間が長いとか、環境に恵まれていないとかそういう要因もあるかもしれない。
 しかし、上手くなければ、勝てなければ、スポーツをしてはいけないというような空気が、今のこの日本の慢性的な運動不足を加速させてきたのは間違いないと思う。

 ところで、なにかやりたいなぁと思っている方、自転車はいかがだろうか。

 最近、ロードバイク流行りで仰々しい恰好している人が増えているけど、別にみんなあんなふうでなくていいのだ。
 速くなくても、たくさん走れなくても、いい。
 ピチピチのモッコリパンツを穿かなくてもいい。
 あ、ヘルメットとグローブはつけたほうがいいけど。
 走りたいところを走りたいように走ればいい。
 
 初期投資がたくさん必要なのが玉にキズかなぁ…。

 1人で始められてどこでもできて、健康にもよくて環境にもやさしくて、乗ってるだけで楽しくて、自分のペースで続けられる自転車、おススメである。

頑張れ、日本。

 サッカーワールドカップ・ブラジル大会の話。
 
 W杯、日本がコートジボワールに負けて日本中が残念ムードになった時、

 「どうしてガッカリしてんの?元々向こうの方が上なんでしょ?勝てるみたいに盛り上げたことがいけないんじゃない」

 ・・・・・というようなことを言う人が結構いた。
 先週の金曜日も、職場で、ギリシャとの引き分けに項垂れている若い社員に対し、派遣のおばちゃんが同じようなことを捲し立てていた。

 自分など、日本代表の試合に限って普段あまり観ないテレビのスイッチを入れる程度の、超にわかサポーターなので、サッカーに関して偉そうなことは言えない。
 まあ、確かにマスコミが不必要に騒ぎ立てたり、日本全体がロマンティック浮かれ過ぎモードになっていたかもしれない感じはしたけれど。

 しかし、日本人として、思うのである。

 なぜ勝てると考えてはいけないのか?
 どうして盛り上がってはいけないのか?
 負ける可能性が高かったら応援してはいけないのか?

 にわかなりにちょっと調べてみた。
 過去4年間の国際Aマッチ(年齢制限なしでその国の最強メンバー同士で戦う試合)の結果を元に決められるFIFAランキングこの6月時点で日本は46位。
 これは、今回の2014年W杯出場国の32か国中、29番目。
 ちなみにランキングが下の3ヵ国は、韓国、オーストラリア、カメルーン。
 残念ながら、アジアは世界で一番サッカーのレベルが低い地域であり、W杯という舞台に立つ時点で、ほとんどの国がアジア予選を勝ち抜いた国より格上なのである。
 そして、日本がグループリーグを戦う国のFIFAランキングコロンビア8位、ギリシャ12位、コートジボワール23位。
 やはりとんでもなく格上な国ばかりである。
 W杯に出場するというのはそういうことなのだろう。

 しかし、すばらしいではないか。

 昔、自分が小学生のころ、漫画「キャプテン翼」が大人気だったが、主人公の大空翼くん率いる日本代表がジュニアW杯でヨーロッパや南米のチームと対等に戦うというストーリーがあった。
 当時、日本が世界で戦うなんてありえなくて、W杯など出場することすら夢だった。翼くんがブラジルやドイツ相手に活躍する姿は、漫画の中の話で、こんな風だったらいいな、とは思ってもやはりありえない話だった。

 でも、やがて、Jリーグができて、W杯にも出場して、セリエAのトップチームで日本人が活躍する時代になった。
 W杯南ア大会では決勝トーナメントに進出、世界のベスト16である。
 それもこれも、格上の相手に挑戦し続け、勝とうとして戦ってきた結果であることは誰も否定しないと思う。
 
 いいじゃないか、盛り上がったって。
 勝ち負けにこだわって、喜んだり悲しんだり。
 こんなに国民が皆こぞって夢中になることなんて、他にあるかい
 代表でピッチに立つ11人の一挙一投足とボールのゆくえに、国民みんなが注目しているなんてすごいことである。
 ワールドカップで国という部分がむき出しなるのは、サッカーが個人競技でないせいかもしれない。
 だいたい、あんな強敵ばかりのW杯である。国をあげての応援がなければ、選手たちだって頑張りきれないのではないか。
 熱心なサッカーファンじゃなくたっていい。
 日本人の全員に、日の丸を背負ったサッカー日本代表を応援する資格がある。

 2014年のW杯、現在1敗1分けで自力でのグループリーグ破の可能性は消滅し、最後の相手は、グループC最強のコロンビア。かなり厳しい。
 力の差は否定できず、精神論でどうにかなるものではないのかもしれない。
 しかし、今までも勝てないと思っていた相手と戦うことで強くなってきたはず。
 大いに日本代表を応援しようじゃないか。

 頑張れ、日本。

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CASIO SPORTS GEAR W- 1

 財布の次は腕時計ネタ。
 アイテムネタが続くと、なんだかMONOオタクみたいである。まあ、基本的にミーハーなので、カッコつけたくてカッコいい人気のあるものを探すのだけれど、貧乏性でもあるので中途半端なところで手を打つことが多く、結局カッコつけきれてないというのが実情であるが(笑)
  
 腕時計は転職してからいつも身に着けるようになった。建設コンサルタントであった前の職場ではマイカー通勤だったし、現場作業などもあって、作業服で出勤することが多く、「腕になにかついている」のは邪魔であった。そんなわけで時計などつけたことがなかった。
 しかし、転職して通勤に鉄道を利用するようになると、時刻を気にするようになった。また、毎日スーツを着るようになり、腕時計が身だしなみとして必要かと意識するようになった。そしてなにより、時計を持っていないことで時間がすぐわからないというのは、仕事に臨む姿勢がないと誤解を受ける可能性があった。
 また、最近は、常に時刻を認識して心の余裕を得るため、そして、時間を意識して効率よく行動することを心がけるために、プライベートでも腕時計を身につけるようになった。
  
 そんな普段使いにしていたのがこの時計。
  
Swatch CHRONO PLASTIC
 

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 SNOWPASS機能付きのSWATHのクロノグラフ。5年ほど前に購入。SNOWPASSというICカード式のリフトチケットを採用しているスキー場では、時計本体がリフトチケット代わりになるというこの時計。但し、使えるスキー場は日本全国で5箇所くらいしかない。たまたま、自分がホームゲレンデとしている長野県の開田高原マイアスキー場がその中に含まれていた。しかし、マイアにも最近はシーズンに1~2回くらいしか行かなくなり、その辺の機能の有無については特に意味もなくなり、ごく普通の腕時計でしかなくなっていた。ただ、プラスチック製なので風防に傷がつき易かったが、軽くて着けていることが気にならなかったし、電池も簡単に自分で交換でき、デザインも気に入っていて使い勝手がよかった。
 少し前に電池を交換したばかりだったのだが、最近、風防の中に水がたまり、浸水したのか止まってしまった。修理するとおそらくもう1つ買えるくらいの修理代が予想された為、新調することにした。
 
 というわけで、Amazonでポチッたのがこれである。
  
CASIO SPORTS GEAR W-1

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 常時使いにして使い潰すものなので、軽くて生活防水でそこそこタフで、安いことを条件に探した。GARMINGPS付きとかCASIOならPROTREKだとかG-SHOCKもいいと思ったが、自転車に乗る時もつけることを考えると、あまり重くない方がいいし、高機能でもどうせ使いきれないし…。そしてなにより、価格が4,000円弱!これが決めてになった。これなら傷だらけにしてなくしてもダメージが少ないし財布にも優しい。この、結局のところコストパフォーマンスに魅力を感じてそれを決め手としてしまうのが自分の貧乏性でカッコつけきれないところであり、結果として生活感丸出しの庶民加減は隠し切れないのであった(苦笑)
  
 ちなみに、仕事で使っているのはこんなのである。
 
OAKLEY GMT

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 転職した時に購入した。言わずと知れたアイウェアメーカのOAKLEY(オークリー)の腕時計である。秒針のように見える赤い針は秒針ではなく、ボタンを押すと一コマずつ動き、その針が示す先の地名の現地時刻が文字盤内のクロノグラフの24h時計で示される。GMTとその名が示す通り、世界中の時刻がわかる。ちなみにこの時計、かなりの重量がある。これをつけているだけで体の左右のバランスに偏りが生じ、背骨が曲がりそうなくらいである(笑)通勤時に鞄を持つ手とは反対の手に付けているとバランスがとれるのではとか変なことを考えたりしている。
 デザインはフォーマルじゃないし、重たいし、とてもビジネス向きではない。でも、転職した頃は海外出張が多く、不慣れな仕事で右も左もわからず心細いことも多かった。そんな時に、灼熱のアウトバックや凍える雪山で頼りにしてきたオークリーが一緒だというのは、それだけで勇気が持て、心強かったものである。
    
 残念ながら、高価なものに縁がない自分は、本当によい物というものを知らないのだろう。でも、背伸びしても届かないところを目指すよりは、自分の身の丈に合っていて、自分らしさを維持できるものであればよいのではないか、そんなところが何かを選ぶ基準になっている。ネコに小判でもないが、安物買いでもない。高価ではないかもしれないが、ニセモノでもなければいいのでは、と考えるのである。