全快まで遠し。
心療内科・黒田クリニックへ通院の日。
天気がよさそうなので今日もTOYOで往復する。
いつ来てもこの目立たない小さな病院は患者でごったがえしている。
予約制をとっていないのだが、午前中の受付が午後までずれこむことが多く、医者はいつ昼飯を食っているんだろうという感じである。
故意にそうしているのかはわからないが、待合室は冷たく静かで殺風景であり、そこにあるソファに患者がびっしりと黙って座って待っている光景は、失礼だが異様な雰囲気である。
先日電話した他の精神科・心療内科でも予約がかなりあるらしく、患者が多いという印象を受けた。
現代人は病的にストレスを抱えている人が多いらしい。
ご多分に漏れず俺もその1人なのだが。
自殺者も年々増加しているらしい。
厳しい経済状態にハイプレッシャーな就労環境を強いられることが多くなり、それがストレスを生み、心の病を患う人がたくさんいる社会になってしまったんだろうか。
先生に、
「俺はどうですかね?治ろうとする努力みたいなことをもっとやらなければいけないんですかね?」
と問うたところ、
「そんなのはいかんいかん。自然に『何かしたい!』という気持ちがわいてくるのを待たなければならないし、自然にそうなるはずなんだ」
「まだまだ(治るのに)かかりそうだねぇ。休養期間も延びそうだし、薬だしとくよ」
…なんて言われてしまった(苦笑)
今回の病気について、「治る」ってどういうことなのか考えてしまった。しかし、こうして考えること自体がまた悪循環らしい。
診察後、昼に駅前のBe-Hopに寄って店長と一緒に昼飯を食う。
自分「俺・・・ぜんぜんイケてないなぁ・・(ため息)」
店長「全然駄目だね。全然駄目!わっはっはっはっはっは!(爆笑)」
自分「ははははは・・・(苦笑)」
まぁ、駄目なら駄目なりに人生遠回りして焦らずいくしかないんだろう。
要領がもう少し良ければといつも思うが、これも自分なんだ。
写真は愛岐大橋。最近ロードレーサーが楽しい。