図書館の週末。

　図書館で一日カンヅメ。こんな週末を過ごすようになって半年になる。

　１月に会社で全社員を対象に資格試験を受けたことがきっかけだった。資格というものにこだわってみようかと思ったのだ。
　興味半分で３月に技術士一次試験のセミナーへ行き少し本気で取り組んでみようかと思った。
　それからこの半年、毎週末図書館へ通い続けている。我ながらよく続いているものだと苦笑いする。今までの人生で一番勉強しているのは間違いない。
　肝心の勉強の進捗具合はどうかと言えば、平日になかなか時間をつくれず、決して十分とはいえない。仕事の忙しさを理由に何度も止めてしまおうと思った。仕事の疲れを引きずったまま週末の勉強に取り組むのが苦痛になったこともあった。そんな時は机に向かえず自己嫌悪になったりもした。

　でも、なんとかあきらめずに続けている。技術士の一次試験まであと１ヶ月を切った。そしてその1週間前には８月に学科試験に合格した１級土木施工管理技士の実地試験がある。
　本当にあっという間の半年だった。
　試験が終わったら勉強しなくて週末に済むようになるのがうれしいというのが正直なところだが、合格するためにはいくら時間があっても足りないというのも本音。　　
　でも泣いても笑ってももう少しだ。やれるだけ、やろう。