SNOWBOARDING REPORT ~めいほうスキー場~
前夜に夜更かししたため、昼頃まで眠って12時頃出発した。
来週末のBCツアーでフリースタイルを担ぐため、今回はシーズン最後になるかもしれないアルペンをチョイスした。
アパートの前を出ると、近所の小学校の桜が花見頃だった。
外も暖かく、スウェット1枚でも暑さを感じるくらいの陽気だった。
仕事している間にシーズンは終わりつつある。毎年のことだが、ボードシーズンは仕事の繁忙期と重なる。まぁ、仕事あってのボードである。おかげで飽きずに長いシーズンを滑れるというものか。
関から東海北陸道に乗る。美並ICあたりまでどこのゲレンデに行くかまよったが、今日で最後になるめいほうを選んだ。
めいほうはゲレンデの頂上付近にブナがニョキニョキと生え、中腹にはロングカービングの描きやすい広い中級バーンがあって、好きなゲレンデの一つである。
八幡ICを降りて、明宝村方面へ向かう。
東海北陸道が伸びるまでせせらぎ街道は高山へ向かう主要ルートだった。上司を隣に載せてよく高山へ通った入社して2~3年目の頃を思い出す。
あたりには雪は全く見られなかった。せせらぎからめいほうスキー場への分岐を過ぎても、視界に雪は現れなかった。ようやく雪が見えたのは、ゲレンデの駐車場に入った頃だった。つまりゲレンデ周辺にしか雪はないのである。
13:30頃駐車場到着。駐車スペースに雪はなし。着いてそそくさとブーツを履いていると、今来たのかと中年女性に声をかけられ、早速半日使用済1日リフト券を1000円でどうだと言われた。最終日だから感謝デーかなにかでリフトは無料かと思っていたが、当てが外れた。
準備してゲレンデへ出る。シーズン中はあれだけ込み合うゲレンデもこの時期はガラガラ。それに比例して雪もいい感じで溶けて食べやすくなったようなシャーベット状。重くてスケーティングするだけで疲れる。
リフトで上がると、頂上付近は最下部に比べると幾分ましなものの、こちらは溶けてないシャーベットといった感じ。
重い雪は凸凹の不整地を作り出す。でも、こんな雪でもそれなりに楽しめる。広い場所では「抜け」に注意すればロングカービングがそれなりに描ける。不整地は早い切り替えしのショートターン。
どこでも滑れないとね。
13:30からリフト終了間際まで、休憩なしで存分に滑った。1ヶ月ぶりのゲレンデは、半日滑るだけで十分だった。久しぶりに汗もかいた。いい感じで疲れてストレスも汗と一緒に流れた気がした。
来週は2回目のバックカントリーツアー。
シーズンはまだ、終わらない。