バイバイクローレライ会。
犬山で三季ぶりのローレライ会。
久しぶりに、ホームの犬山ローレライ麦酒館へ。
2010年の「エコ」ならぬ「エゴ」テーマであるバイ・バイク("by bike"、「自転車で」の意)シリーズ第2弾。
岐阜から、美濃を経由して、見坂峠・鯉子峠、川辺町を経て犬山まで自走した。
6月上旬だが、岐阜の夏らしい、蒸し暑い日だった。
水分補給しても片っ端から乾いていくような具合で、体がスポンジのようだった。
自転車に跨るのも先月の勝山以来で、足は回らないし、息もすぐ上がった。
しかし、途中、偶然に前の仕事で担当した現場を通ったりして、なつかしかった。
美濃ではうなぎを食らったり、川辺町ではふるーつ大福食らったり、食い物も楽しめた。
久しぶりの犬山は、いろいろと驚きがあった。
中学の頃には、地元とかわらないくらい、通いなれた街だった。
しかし、今は城下町の雰囲気を再現してすっかり綺麗になり、人気の観光スポット。
汗だくでたどり着いた市内で1軒だけ残る古い銭湯。
今まで全然知らなかったが、典型的な古きよき銭湯で、雰囲気がよかった。
一番風呂に浸かって、日焼けで火照った体を冷ましながらお約束の牛乳を飲むと、気分がよかった。
犬山から羽黒までは輪行。
犬山駅で、偶然にY下氏と合流し、ローレライ麦酒館へ。
麦酒館は、相変わらず閑散とした客の入りだった。
走ってきたおかげで、最初の一杯は最高に旨かった・・・!
間も開いたせいか、話題が尽きず。
結局、帰りの電車は終電と相成った。
年を重ねていくと、いろいろなことがある。
毎日仕事に通ったり、家族を養ったり。
なにも多くを望まずとも、社会は厳しいところで、理不尽なことも多い。
傷を舐め合うのではない。
古きよき時代を懐かしむのではない。
嵯峨ない世の中を生きていくために、仲間と集い、酒を酌み交わすんだろうな。
そんなことを思った、初夏の夜であった。
麦酒館にて/美濃加茂/国道41号/口野々法面工/小山観音/ライン湯/川泉/養老軒/ローレライ麦酒館